こんにちは♪
オリオン歯科汐留 受付の南雲です。
先日、ある勉強会で噛み合わせについてのお話をうかがったので、今日は幼少期の噛み合わせの重要性についてお話ししようかと思います。
まず、噛み合わせを狂わせるものとしては遺伝的要因と環境要因があります。遺伝的要因とは両親あるいは祖父母からの噛み合わせを受け継いでしまっている場合です。これは骨格性不正咬合と呼ばれ、上顎あるいは下顎の骨が大きすぎたり、小さすぎたりする事によって、出っ歯になったり受け口になったりします。
もう一つは摂食・嚥下運動に伴う舌筋の力、口の周りの筋肉(口輪筋、頬筋)のバランス、それに指しゃぶりや頬づえの様な悪習癖などの環境要因が大きく関与します。代表的な不正咬合は、指しゃぶりによる置く歯で噛んでいても上と下の前歯が開いてしまう開口、頬づえによる奥歯の噛み合わせが反対になる後方交叉咬合などがあります。
この環境要因による不正咬合は早い時期でしたら悪習癖を止めるだけであるいは筋訓練だけで治ります。また遺伝性の不正咬合も早期に対応することで、治せたりひどくならないように抑制できます。
機能的で審美的に健康な乳歯の歯並びは、健康な永久歯列を作る上で必須です。乳歯を虫歯にしたり、抜歯をしたままに放置すると必ずと言っていいほど永久歯列で不正になりますので「乳歯はどうせ抜け替わるから」と安易に考えないでください。
歯並びに自信のある笑顔はとっても魅力的ですよね♪♪
ご自身の事、お子様の事、何か少しでも気になることがありましたらお気軽にご相談にいらして下さい。
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