こんにちは、歯科衛生士の樋口です^^
今日は、歯が人に与える影響についてお話しします。
アメリカでは20年ほど前から、「歯が汚い人は一流企業に就職できない」ということが言われていて、子どもの教育に熱心な家庭は、歯列矯正をしたり、歯医者に通わせて虫歯を作らないようにします。
この傾向は日本でも5年前くらいから出てきています。
昔は歯列矯正をしている子どもはあまりいなくて、矯正器具を歯につけている子はいじめられたりしていましたが、今は非常に多いです。
歯と仕事の関係についてもう一つ挙げるならば、歯が汚かったり、虫歯を治療していない人は「自己管理能力がない」と見る向きもあるということです。
「歯医者は嫌だけど、自分のためだから、しっかり働くためにも頑張って通おう」という人は、困難を乗り越えようとする意思の強い人、ビジョンを持っている人と見ることもできます。
こういったことは社会に出て何かを達成するのに必要なことです。
歯医者には「痛いことをされるんじゃないか」という恐怖心や不安があると思います。
それもあって、行きたがらない方が多いのですが、避ければ避けるほど虫歯になりやすいですし、歯周病も進んでどんどん状態が悪くなっていくというのは確かです。
嫌なことを避け続けることで状況が悪くなっていくというのは、歯に限ったことではなく、仕事でもそうで人生でもそうでしょう。
だからこそ、「嫌だけど歯医者に行く」ことで「嫌なことを乗り越える」という経験を積んでいただきたいと思います。
そうすることで、虫歯も治るし歯周病も改善するというのはもちろん、苦手なこと、嫌いなことを克服したという自信がつくはずです。
実際、歯を治療することで仕事のオファーが来た、売上が伸びた、いい出会いがあったという話は珍しくありません。
歯医者に行くことと、仕事やプライベートでの人生の充実度の相乗効果は非常に高いのではないかと思っています。
行きたくない気持ちを乗り越えて、歯医者に行ってみると、なにか良い方向に物事が変わるんじゃないかと思います。
私も子供の頃は、小学校の歯科検診の季節には母親といつも歯医者に通ってました。
痛い思いをしたりもしましたが、歯の欠損も無く健康な歯を維持できています。
『歯が白くて綺麗だね』と言われれば自信を持って笑う事が出来ますし、人に与える印象や影響はとても大きくプラスになると思います。
春は別れの季節ですが、出会いの季節でもありますので新たな出会いの準備としてご自身の歯をきれいにしてみましょう♪