こんにちは。歯科医師の垣田です。
今日は大人の歯並びについてお話しようと思います。
成人期は社会に出て活動する時期で、多くの人とのコミュニケーションが必要となります。
そのため、この時期になると歯並びが大変気になります。
この時期は身体の成長とともに顎の成長も止まり、歯並び、噛み合わせもしっかり完成している時期です。
この年代における歯並びの不正は
子供の時の不正がそのまま引き継がれて八重歯や叢生といいガタガタに並んでしまったり、受け口などになる場合
歯周病や虫歯の喪失によって歯が移動して前歯が少し開いたり、奥歯が外側に移動したりなど、歯科疾患による病的変化の場合
歯のすり減りや年齢的な生理的変化による場合
と色々あります。
高齢になっても快適な生活を営む為に、正常な口腔機能を保つ事は大変重要です。
従って歯並びが気になれば、よく歯科医師と相談して早い時期に解決しましょう。