こんにちは☆
オリオン歯科汐留 受付の南雲です♪
今日は、乳歯と永久歯の関係性についてお話しします。
患者様の中でも、毎日一生懸命磨いているのにむし歯になってしまう方と、逆に歯科に来るのは10年ぶりなんです。という方でもむし歯が無かったり、、、
それは、患者様お一人お一人の歯並びや、歯の色が違う様に、歯の質も違うからです。
そしてその歯の質を形成するのに幼児期の乳歯のむし歯予防がとても影響しているのです。
まず、虫歯とは「ミュータンス菌(虫歯菌)」による感染症で、その発生には「歯」と「砂糖」が深く関わり、この3つの因子が全て揃ったときに虫歯が発生します。
①虫歯の原因菌である「ミュータンス菌」は「砂糖」を材料に「グルカン」を生成し、このグルカンを介して「ミュータンス菌」は「歯」に付着する。
②歯に付着した「ミュータンス菌」はさらに「グルカン」を生成し、これが口の中の細菌を巻き込んで「デンタルプラーク(歯垢)」を形成する。
③「デンタルプラーク」内の細菌は糖分を代謝して酸を産生し、この酸が歯を溶かして虫歯を発生させる。
乳歯が虫歯になると、口の中の「ミュータンス菌(虫歯菌)」が増え、その状態で永久歯に生え替わると、永久歯も虫歯になるリスクが高くなります。しかし、乳歯の虫歯を予防できれば、「ミュータンス菌」が少ない状態で永久歯に生え替わるため、永久歯が虫歯になる可能性が低くなります。永久歯に生え替わるから乳歯は虫歯になっても大丈夫と思ったら大間違いなのです。
小さい頃からの予防が、大人になってからの歯の質に大きく関わってくるので、今ご家庭に小さなお子さんがいる方、お子さんの歯についても注意してみてあげてくださいね。
当院では小児歯科もやっております。
オリオン歯科汐留スタッフ一同お待ちしております。