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2022.05.28

口呼吸により発生する主な悪影響

 

オリオン歯科 NBFコモディオ汐留クリニックです。
本日は「口呼吸により発生する主な悪影響」についてお話しします。

 

【1】歯周病や虫歯が発生、エスカレートしやすくなる

口内が乾燥すると涎の量が減り、口内を中性にキープする作用、虫歯の再石灰化作用、免疫効果、殺菌効果、口内の自浄能力などが衰えやすくなります。
すると歯周病や虫歯にかかりやすくなりますし、すでにそれらが発生している場合は急激にエスカレートする可能性があります。

そのため、口呼吸の習慣があるだけでも、歯や歯茎の寿命を縮めていると言っても過言ではないのです。
きちんと毎日ブラッシングしつつ、鼻呼吸へと切り替えましょう。

 

【2】口臭の悪化

口内の涎の量が少ないと、細菌が洗い落とされにくくなり増殖しやすくなるため、口臭が悪化する恐れがあります。
また、歯周病がエスカレートして、その影響で口臭が発生するケースもあります。

 

【3】歯の着色リスクが上がる

口内が乾燥すると、食べ物や飲み物の色素が涎で流されにくくなりますから、歯の着色リスクが上がります。

 

【4】感染症にかかりやすくなる

先ほどもお伝えした通り、口呼吸をしていると、取り込む空気が「鼻毛や粘液によるフィルター」を通りにくくなり、そのまま肺に到達しやすくなります。

また、口から取り込んだ空気は温度も湿度も低いですから、ウイルス感染症(インフルエンザ、風邪など)のリスクが上がります。

 

【5】いびきや睡眠時無呼吸症候群の危険性も上がる

口呼吸をしていると、喉のほうに下が落ちやすくなります。
そして口呼吸の習慣があると睡眠中も口呼吸となりますし、重力の影響でさらに舌が下がりますから、軌道が狭くなります。

そのためいびきをかきやすくなったり、睡眠時無呼吸症候群に陥ったりする可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群になると、疲労が抜けにくくなったり、日中眠くなったりする場合が多いです。

また、糖尿病や高血圧などの生活習慣病のリスクも上がりますし、心筋梗塞、脳卒中になる恐れもあります。そして最悪のケースでは、突然死してもおかしくありません。

 

【6】フェイスラインが悪くなる

口呼吸の習慣があると、ずっと口が開くことになるため、顔付近の筋肉が緩んで、二重アゴになったり、顔がたるんだりする恐れがあります。

また、成長期に口呼吸を続けていると、アゴの骨の形が「口呼吸をしやすいフォルム」になってしまい、顔のしまりがなくなる可能性もあります(アデノイド顔貌など)。

美容のためにも鼻呼吸の習慣をつけていきましょう。

 

以上のことから、口呼吸の習慣があるのであれば、できるだけ早く改善して鼻呼吸に切り替えていく必要があると言えます。

口呼吸をしている方は、一回歯科医院で相談してみることをおすすめしております。

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 
汐留駅から徒歩5分の歯医者
《 オリオン歯科 NBFコモディオ汐留クリニック 》
住所:東京都港区東新橋2丁目14−1 コモディオ汐留 1F

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