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2014.09.01

歯の喪失と認知症の関係

こんにちは♬

歯科衛生士の加原です。

 

近年、認知症の高齢者が増加傾向にありますが、

噛める歯を維持する事で認知症の予防に効果がある事が、

最新の研究調査で明らかになっています。

 

厚生労働省は、噛む能力が弱く、かかりつけの歯医者さんがない人ほど

認知症になる確率が高くなる研究結果を発表しました。

歯が20本以上残っている人に比べて、

歯が数本で入れ歯を使わない人の認知症リスクは1.9倍に、

かかりつけ医院のある人に比べて、ない人の認知症リスクは1.4倍になるそうです。

歯を失う最大の原因は歯周病ですが、その原因となる歯周病菌は、

歯みがきだけでは取り除く事ができません。

歯を1本でも残して認知症を予防する為に、

かかりつけの歯医者さんで歯のクリーニングや定期的な健診を受けましょう。

もし、歯に異常を感じたらそのまま放置せず、受診する事をおすすめします。

当医院では歯周病治療前にまずは精密な検査を行い、

お口の中の状態を詳しく調べてから治療をしていきます。

詳しく検査を行う事で治療漏れがないよう、

その時点でできる治療を徹底的に行います。

そして、治療後の定期的な歯科でのケア、ご自身でのケアをの指導を行います。

歯周病はむし歯と違い、治療に期間がかかります。

しかし、しっかり治療を行わないとどんどん進行してしまいます。

今ある歯を残していくために定期的な健診をこころがけましょう。

オリオン歯科一同お待ちしております。

今日から9月です。

暑い日と涼しい日があるので体調管理に気をつけましょう。

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