オリオン歯科 NBFコモディオ汐留クリニックです。
本日は「歯科用CTのメリット」について解説いたします。
①他の病院に行く必要がない
歯科用CTを導入している医院の場合、その日にすぐ撮影することができます。
仮に歯科用CTの導入のない医院である場合には、提携している別の病院に診断書を持っていく必要があるため、タイムラグが生まれます。すぐに予約が難しい場合もあるため、歯科用CTのある歯科医院には大きなメリットがあります。
また、提携している病院での撮影は費用が高く、20,000円程度かかることもあります。
医院内での撮影の場合には、インプラントなどの治療の診断料として計算されるため、比較的安く済ませられることも多いです。
②医科用CTよりも被ばく量が少ない
歯科用CTは、名前の通り、口腔内の撮影のために作られたものです。
医科用CTに比べると被ばく量は少なく、約1/10で済みます。
顎の周りのみを撮影するので、身体全体を撮影する医科用CTより細やかな撮影が可能であるのもメリットの1つです。
③確実性の高い治療が可能になる
インプラントの治療の際に歯科用CTで撮影すれば、患者さまの顎の骨の状態までをみることができ、インプラント前のシミュレーションがしやすくなります。
事前にどの位置にインプラントを埋入するか検討しておくことで、実際のインプラント手術の際に効率良く治療が可能です。
また、インプラントにはシミュレーションソフトというものもあります。
そちらを利用するとさらに確実性が高まります。
④座ったまま撮影ができる
医科用CTと比べて歯科用CTは小さく、座ったまま、衣類を着たままに撮影が可能です。ご高齢の方や足が不自由な方でも撮影しやすく、撮影時間も短いので、患者さまの負担の少ない撮影方法といえます。
⑤患者さまも視覚的に理解しやすい
患者さまの治療の際はカウンセリングを行いますが、レントゲン写真よりもCT写真の方が患者さまにとっても分かりやすいというメリットがあります。
現在の患者さまの口腔内の様子を視覚的に捉えることができるので、患者さま自身が治療について理解を深めることができます。
まとめ
歯科の治療は、保険適用内のものばかりではなく、多くの選択肢の中から、患者さまに合う治療を選択できるようになりました。
その代表となるのが、インプラント治療です。
インプラント治療の成功には、正確な診断や事前のシミュレーションが欠かせません。それを担うのが、歯科用CTでの撮影です。
インプラント治療を選択する際は、歯科用CTを導入している医院を選ぶことをおすすめします。
歯科用CTを導入する医院は増えていますが、まだ、どの医院でもあるものではありません。歯科用CTのある歯科医院での治療を希望される方は、事前にホームページを検索したり、カウンセリングを受けるなど、予め調べておくことをおすすめします。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
汐留駅から徒歩5分の歯医者
《 オリオン歯科 NBFコモディオ汐留クリニック 》
住所:東京都港区東新橋2丁目14−1 コモディオ汐留 1F