こんにちは、歯科衛生士の樋口です^^
最近患者様からフロスの選び方について質問をよく受けます。
今日はデンタルフロスについてお話しします。
デンタルフロスといっても色んな種類があって選ぶのに迷いますよね。
基本的には毎日使うものなのでご自分に合った使いやすいものを選ぶことが大切だと思います。
・ロールタイプ(箱に入っているもの)
【特徴】40cmぐらい糸を引っ張り出し、各自の指に巻きつけて操作します。
【利点】清潔で経済的。コンパクトなケースに入っているので持ち運びに便利です。
歯と歯の間に挿入し、引っ掛かりを感じても片方の手を離すとスルっと簡単に抜けます。
【欠点】指に巻きつけて使用するので、慣れるまでが少し大変です。
・ホルダータイプ(柄付きのもの)
持ち手があるものには大きくわけてF字型とY字型があります。
【特徴】持ち手があるので指に巻きつける必要がなく、手軽にフロスが使用できるのでフロス初心者の方におすすめです。
F字型・・・前の歯に入れやすいです。奥の歯に入れる時は慣れが必要です。
Y字型・・・奥の歯にも入れやすいです。初心者はこの形がおすすめです。
【利点】持ち手があるので操作が簡単!
【欠点】歯と歯の間にいれて引っかかった時に引き抜くのが難しい。
さらに、ワックス加工されているものとされていないものもあります。
ワックス加工あり(WAXed)
糸にワックスがついていて歯と歯の間に挿入する際に滑りやすくなっています。
滑ることによってスムーズに歯の間に入ってゆきます。
ワックス加工なし(UNWAX)
糸にワックスがついていません。
滑りがワックス加工してあるものより悪いですがプラークを書き出す力は抜群です。
さらには、糸の太さまでサイズがあります。
これはもう選ぶのが大変になってしまいますね^^;
クリーニングの際に、私達歯科衛生士が患者様一人一人に合った歯ブラシやフロス、歯間ブラシのサイズをチェックさせていただきますので、是非ご相談下さい♪