コラム

2014.01.16

チェンじいの話

こんにちは、歯科医師の田村です。

 

2014年を迎え、仕事始めから二週目も終わろうとしています。

今年の年末年始は九連休と、だいぶ長いお休みになった方も多く、休み明けで仕事のエンジンがかかるのが

遅かった方も多いのではないでしょうか。

 

 

さて、年末になると思い出す事があります。

「歯ブラシ交換の勧め」です。

数年前の年末、おそらく歯ブラシのメーカーが流していたテレビコマーシャルだったかと思います。

 

歯ブラシをchangeすることをおじいさんのキャラクターが勧めるもので、

「チェンじい」というダジャレ(?)的なネーミングが、やけに印象深

かったです。

 

 

 

 

職業柄そういったものに目が行ってしまうというのもありますが、歯ブラシの定期的な交換はやはり大切

だと思います。

歯の汚れ(プラーク)は細菌の塊であり周囲にバリアを張っているので、薬用のうがい薬だけではバリア

を壊す事はできず、歯ブラシや歯間ブラシで擦ったりデンタルフロスでそのバリアを壊さないことには、

「磨いているけれど、ちゃんと磨けていない」という事態に陥ってしまい、虫歯や歯周病のリスクは下がり

ません。

そして、擦る事で細菌のバリアを壊す役目を持つ歯ブラシは、古く毛先がへたってしまっていたり開いて

しまっていたりすると、その役目をきっちり果たしてくれないものなのです。

ここ数年テレビで「チェンじい」の姿を見かけていませんが、歯ブラシの交換はとても大切なことの一つ

です。

 

 

 

「皆もお口の健康を守るため、毛先の開いてきた歯ブラシや毛がへたって

きた歯ブラシは、もったいないと思わずに思い切って交換するのじゃ!」

とチェンじいも言っていますよ。

 

 

 

2014年もスタッフ一丸となって、皆様のお口の健康を守っていきたいと思います。

どうぞお気軽に御相談にいらしてください。

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