コラム

2016.10.11

口腔がんと検査について

こんにちは、衛生士の横山です。

 

今日は舌癌についてお話していきたいと思います。

舌癌という癌を聞いた事はあるかと思いますが、

あまり身近に感じることはないかもしれません。

舌癌を含む口腔癌にかかる人の割合は、すべての癌患者のうち1%程度です。ほかのがんに比べると、舌癌自体の認知度も低く、口の中に異変があっても、それががんかもしれないという考えには至りにくい傾向があります。

 

しかし、現代では、嗜好品の変化や喫煙など食生活の変化から、罹患される方も増えつつあります。

 

この舌がんの主な原因に挙げられるのが以下になります。
1. アルコールやタバコ
2. 香辛料などの刺激物
3. 虫歯や歯並び
4. 入れ歯による刺激
5. 食生活の乱れ
6. 口腔(こうくう)内の不衛生

 

 まだまだ、日本では、メンテナンス・予防での歯科受診割合が少ない現状です。

そうなると、より口腔内の変化に気づきにくくなります。

舌話すこと、食べる事、飲む事、味覚を感じること、それ以外にも私たちが生きて行く上で欠かせないものです。

癌に罹患していても気付きにくいことも特徴の一つです。

少しでも、変化や違和感がありましたら、疑う癖を付けて下さい。

また、そのままにせず、医療機関に受診する様にして下さい。

当法人では新たに、口腔内をカメラで撮影をして、検査を行なう

口腔内蛍光観察装置 VELscope Vxという機械を設備しています。

口腔内を機械で撮影をし、大学病院の口腔外科に送って診断してもらっています。

少しでも気になる事がありましたら、ご連絡下さい。

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