コラム

2014.09.29

女性と歯周病の関係性

こんにちは♪

歯科衛生士の加原です。

 

一般的に男性よりも女性の方が歯周病になりやすいと言われています。

主な要因は、ホルモンに関係があります。

お口の中には女性ホルモンを大好きな菌がいて、

女性ホルモンの分泌が増えるとその細菌も増殖します。

その為女性の法が歯周病に罹患しやすいと言われるのです。

それ以外にも年代別の様々なホルモンの変化からも歯周病の要因となります。

また女性は唾液が少ない人が多く、

口の中が酸性に傾くのを防ぐ働きが男性よりも弱い為、

口の中の環境が悪化しやすいと言われています。

 

女性ホルモンは歯肉と歯の間から少しずつ染出しています。

月経の前が一番ホルモンの変動を受けやすく、歯肉がムズムズしたり、

腫れたりとの経験を持つ人も多いでしょう。

これは女性ホルモンの増加に伴って、毛細血管が影響されることと、

炎症反応が過度になるからです。

 

他にも妊娠中に歯周病になると、

早産で低体重児が生まれるリスクは7倍に上がるというデータがあります。

妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなど歯肉が敏感で腫れやすくなります。

また、産後も育児に手がかかり、自分の歯磨きをおろそかにしがちで、

出産を期に歯周病になってしまうケースが多いので要注意です。

 

歯周病にならないよう定期的なクリーニングでのメインテナンスを行い、

虫歯や歯周病の治療を済ませておくことが必要でしょう。

定期的にメインテナンスを行っていれば早期発見できるので、治療も簡単です。

ご自身のお口の為にも定期的にメインテナンスをしていきましょう。

 

オリオン歯科一同、お待ちしております。

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