コラム

2013.11.01

智歯周囲炎

オリオン歯科、歯科医師の宇井です。

最近、気温の変動のためか体調を崩す方が多いように思えます。

そのような時期に多いのが智歯周囲炎の患者さんです。

智歯(親知らず)は、萌出場所が狭く、この部分の骨や歯肉も厚いので正常な萌出が妨げられ、傾いたり、水平になります。すると、手前の第二大臼歯との間に隙間ができ食べかすがたまり不潔となり細菌感染を起こします。そして、炎症をおこし腫れたり痛みがでます。この状態を智歯周囲炎といいます。

治療は、智歯周囲の洗浄消毒、抗生剤、鎮痛剤の投与です。

その後、症状が落ち着いたら抜歯をするのがよいでしょう。

予防としては、日頃から口腔内を清潔に保つことが大切です。

定期的にクリーニングをして、いい環境を保ちましょう。

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