コラム

2014.10.20

歯ぎしりをすると言われるのですが?

こんにちは。歯科医師の南です。

 

 

歯ぎしりは英語でブラキシズムといい、強い力で長期間行っていた場合にはあごの関節や筋肉、歯や歯周組織にダメージが残る場合がありますので、歯科では悪習癖とされています。

 

また夜間のブラキシズムでは、睡眠の質と関係があると言われています。

 

 

 

力のかかり方で、グラインディング(歯をすりあわせる動作)、クレンチング(位置の移動はなく強く噛み合わせる動作)、タッピング(開閉口を反復する)があります。

もし歯ぎしりの音を指摘される場合は、グラインディングをしているのでしょう。

クレンチングは音はしませんので、なにかに集中している時に無意識に行っていても気づかないことが多いようです。

 

 

対応ですが、自己暗示や、ストレス解除のためのリラクゼーションも有効かもしれません。

 

必要であれば、樹脂製のナイトガードを寝る時に装着することで、歯同士が直接さわらなくなりますので、音は低減できます。

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