コラム

2015.09.02

歯周病の原因

こんにちは、オリオン汐留 歯科医師 餅田です。

今日は歯周病と歯みがきについてお話したいと思います。
原因は主には虫歯と同じプラークです。これは歯の表面にネバネバした汚れとして見えますが、ミュータンス菌というバイ菌によって生成されています。
このネバネバの中には約300種類ものバイ菌が住んでいます。その中にお口のトラブルとなる様々な菌も潜んでいるのです。

このネバネバはとても困った物で、簡単には落とせません。口をゆすぐだけでは到底落とせる物ではなく然りとしたブラッシングをしなければなりません。
歯みがきをさぼるとどんどんこのネバネバが蓄積してゆきます。

歯周病のバイ菌は、空気が苦手ですが、プラークが厚くなり内部の酸素濃度が低くなるとこの歯周病のバイ菌が元気になってきます。更にそのプラークが歯と歯ぐきの隙間にあるとなると更に空気の量は減り、バイ菌の増加に歯止めが利かなくなります。

こうなると歯ぐきに炎症が起こるのです。炎症は体の防御サインなんてよく聞きますが、防御の為に様々な化学分質が体内から放出されます。
またバイ菌からも様々な物質が放出され、それにより歯ぐきの組織は傷つけられてゆきます。
歯ぐきはどんどん下がり新たなプラークが付着する、悪循環となってしまいます。
そこから考えても、歯みがきをするというのはとても大切な事となっています。

一人で完璧に磨き上げるのは難しいとおもわれたり、磨き方を知りたい。など、思い当たる方はぜひともオリオン汐留に足をお運び下さい。
スタッフ一同、心よりお待ち申しております。

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