コラム

2013.09.11

歯科用レーザーについて

こんにちは、歯科医師の引田です。

 

今回は歯科の治療に用いられるレーザー治療でどのようなことができるのかをご紹介したいと思います。

一般的にレーザーの効果として、主に次のようなことが挙げられます。

 

殺菌効果 これにより、細菌の感染が原因の病気に効果が期待できます。

止血効果 レーザーが瞬時に組織を蒸発させるので、出血が起こりにくい。

麻酔効果 麻酔をしなくてもレーザー治療ができる。ただし、一般的な注射麻酔ほどの強い麻酔効果ではありません。

 

このような効果で、痛みが少なく、きれいに速く治るような治療ができます。

レーザーで虫歯は削ることは可能で、小さな虫歯をレーザーで除去して詰めるようなことであればできると思いますが、臨床で一般的用いられるまでにはまだなっていないのが現状です。

 

それでは、どのような治療に使われるのでしょうか。

炎症を落ち着かせる 歯肉が腫れた時に、レーザーを照射すると殺菌や治癒促進効果により、腫れや痛みがが落ち着きます。

口内炎  痛みが軽減し、早く治ります。

歯肉の形をきれいにする  歯肉の黒ずみもレーザーできれいにすることができます。

知覚過敏  歯の根元付近にレーザーを当て、神経に刺激を伝える通り道を遮断し、知覚過敏の症状の改善が期待できます。

レーザーでできる治療の主なものを、ご紹介いたしましたが、さらに今後いろいろな効果が期待できるかもしれません。

 

ご自身で気になる事があればいつでもご相談下さい。

オリオン歯科一同お待ちしております。

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