コラム

2013.12.20

痛くない、怖くない歯科治療

こんにちは。歯科医師の南です。

 

 

「歯科医院=痛くて怖い」というイメージを持たれている方は多いと思います。

 

一度痛い思いをしたところには二度と行きたくないですし、「行かなくちゃと思っても、怖いから行けない」という方も多いのではないでしょうか?
当医院では、患者様にとって安全で快適な治療の為に、「痛くない、怖くない治療」を心がけています。

 

 

1、歯茎の表面に塗り薬の麻酔を塗っています。

 

 

 

 

 

まず、麻酔を打つ部分の歯茎の表面に塗り薬のジェル状の麻酔を塗ります。

 

表面麻酔を塗ることで、麻酔の針をさすときの「チクッ」という痛みの感覚が軽減されます。

 

 

2、麻酔液を人肌に温めています。

 

 

 

 

 

麻酔液が注射するときに、体温より温かすぎたり冷たすぎたりすると、麻酔液が入ってきたことを体が敏感に感じて、それが痛みにつながってしまいます。

 

そこで当院では、体温に近い人肌くらいの温度に麻酔液を温めてから注射しています。

 

 

3、電動の麻酔器でゆっくり麻酔液をいれます。

 

 

 

 

 

急いで麻酔液を注射してしまうと、その圧力で痛みを感じたり、体調が悪くなってしまう場合もあります。
当院では、コンピュータによる自動制御のできる電動麻酔器を使い、痛みを感じにくいスピードで注射しますので、感じる痛みがかなり少ないと思います。

 

 

痛みの感じ方も、その表現の仕方も人によって様々です。

 

 

無痛治療にもいくつか方法がありますので、患者さんや治療内容ごとに、できるだけ痛くない治療を心がけています。

 

また、患者さんとコミュニケーションをとり、できるだけリラックスして治療を受けていただけるように努力しています。

 

痛みが強い場合や炎症がはげしい場合は、麻酔が効きにくいなど、無痛治療の効果が薄くなってしまいます。歯が痛くなってから歯科医院に行くと、その痛みを取り除くための治療自体も苦痛になってしまいます。

 

 

一番の無痛治療は、むし歯の早期発見早期治療です。

 

 

むし歯は、歯の表面のエナメル質が変色することから始まります。

それに気付いた時点ですぐに治療をしておくと、エナメル質には神経が通っていませんから、削ったとしても痛みはありません。また、削る必要がないこともあり、時間も費用も最小限ですみます。

 

歯が痛くなる前に予防をしていれば、歯科医院で痛い思いをすることはまずありません。

 

 

歯が痛くなる前に歯科医院で定期検診を受けて、しっかりと予防していきましょう。

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