コラム

2013.07.31

親知らずの話

こんにちは。南です。

暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか?

今日は、親知らずについてお話ししたいと思います。

 

 

親知らずは、大人になってから一番最後に生えてくる歯です。まっすぐ生えてくれば問題はありませんが、斜めに生えてきて周りの歯や歯ぐきにトラブルを起こすことがよくあります。

親知らずは、上あごと下あごに2本ずつ合計4本あります。

 

しかし、4本がきちんと生えてくることはめれで、歯のもとになる種はあっても歯ぐきや顎の骨に埋もれたまま生えてこなかったり、最初から歯の種が生えてこない場合があります。

 

これは、親知らずが退化する傾向にあり、将来私たちの体から消えていく運命にあるからだと言えます。

 

 

親知らずが生えてきても、何も悪さをしなければ気にする事はないのですが、他の歯がすでに生えそろっているところに生えようとするため、きちんと生えるためのスペースが不足している事が多く、生えてくる段階で歯が曲がったり、傾いたり、手前の歯にくっついたり押したりして、周りのはや歯ぐきに負担をかけてしまいます。

 

また、親知らずは一番奥に生えてくるため、歯が生えた後に汚れがたまりやすく、ムシ歯や歯周病になる確率が高いことが挙げられます。

 

しかも、その時は手前の奥歯を道連れにすることが多く、とてもやっかいです。

 

親知らずがきちんと生えてない場合の多くは、抜いてしまうケースがほとんどです。これは、治療するにも歯が奥すぎたり、歯の形がおかしかったり、的確な治療とメンテナンスが出来ないと判断されるためです。

 

親知らずが生えている方は、まずは磨きにくい場所なので、なるべく汚れを残さないように歯磨きをしてください。

 

親知らずが気になる方、まずは一度検診にいらしてみてはいかがですか?

スタッフ一同お待ちしております。

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