コラム

2014.09.26

親知らずは抜くべきか??

こんにちは、歯科衛生士の樋口です^^

最近、患者様の質問でもっとも多いのが、『親知らずは抜いた方がいいのか?』という質問です。

歯の生え方によっては抜く必要がないものもあります。
真っすぐ生えていて、しっかり歯ブラシで磨けるようであれば抜かなくても問題ないのですが,現代人は顎が小さく大半の方が斜めに生えていたり、歯茎に埋もれて生えてこなかったりします。

そのせいで、普通の歯ブラシが入りにくく、磨ききれない場合もあります。

この結果、歯や歯ぐきに汚れが残り、細菌がたまって虫歯になりやすくなります。
特に季節の変わり目や、体に疲れがたまったときは注意が必要です!

全身の抵抗力が落ちて細菌の活動が活発になり、痛みや腫れの症状が出やすくなります。
重症になると痛みで眠れなかったり、食事が満足にできなくなる人もいます。

虫歯になった親知らずや、炎症を起こした周囲の組織を治療しようとしても、場所が奥まっているので機械が入りにくく、充分な治療ができないことがあります。
このため、治療をしても再発を繰り返すことがあります。

日常生活に支障をきたす痛みや腫れがあるときや歯並びを崩す原因となっている場合などは抜歯を勧めることが多くなります。

歯を抜くとなると、引いてしまったり恐怖心を持たれる方がたくさんいるかと思いますが、当院では隔週の月曜日に外科の専門の先生をお呼びしていますので、不安な方は一度ご相談くださいね^^

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