コラム

2013.10.14

食生活と口腔環境

こんにちは♪

歯科衛生士の加原です。

 

本日きていた台風26号・・・出勤時間帯だったので大変でしたね。

当医院のスタッフもなんとか全員揃ったところです。

まだはっきりはしていないそうですが、年々温暖化で台風が増えているようですね。

温暖化により、大雨の頻度はほとんどの陸域において増加しており、

今後も引き続き増加する可能性がかなり高いというニュースも

よく耳にするようになりました。

次の台風もきているみたいなので皆さん気をつけて下さい。

 

だんだん変化はしていくものですが、お口の中に関係してくるものでいえば食習慣です。

虫歯や歯周病は、文明病と言われています。

人が火を使い、食物を調理し、柔らかい食物を食べるようになり、

砂糖を使うことによってプラークのつきやすい口腔環境を作ったのです。

しかし、猿人や古代人の歯槽骨に歯周病がみられた事から、

人と歯周病との関わりはたいへん古くからあった事がわかっています。

古代人の歯周病の状態を比較すると身分の高い人ほど症状が悪化している事から、

美食をしていた人ほど歯周病に罹患していたと考えられます。

ですが、古代人が食べていたと同じ内容の食事を作り、現代人が食べると、

硬くてたくさん噛まなけれは飲み込めませんので、時間がかかったり

顎が痛くなったというデータもあります。

その反面、現代食はあまり噛まなくても飲み込めますので、

食事の時間が短くてすむのが特徴的です。

しかし、物を噛むという機能面からみると歯や歯周組織に加わる力が少なくなって、

抵抗力が落ちたり、顎の発育が悪くなる事につながります。

また、唾液の分泌量が減り、口の自浄作用も減るので、

虫歯や歯周病が増える傾向になるのです。

このように食生活とお口の中は密に関係してきます。

虫歯や歯周病を治療していく上で患者様自身での食生活の見直しも必要です。

甘い食べ物や甘い飲み物などのプラークのつきやすい食物には注意しましょう。

一番上に戻る一番上に戻る
03-3432-4618047-441-4618 初診専用WEB予約初診専用WEB予約 Instagram アクセス