コラム

2015.04.01

フッ素を長く残す習慣を

こんにちは♬

オリオン歯科汐留 受付の南雲です。

 

むし歯の発生を防ぐ効果があるフッ素は、口の中に長く留めておくことが大切です。
フッ素を残すオーラルケア習慣を身に付けることが、むし歯予防の大切な一歩です。

 

フッ素にはむし歯の原因菌の働きを弱め、歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進し、歯の表面を強化してむし歯になりにくくする働きがあります。

その為、特にむし歯になりやすい「生えたての乳歯」や「生えたての永久歯」を持つ子どもたちにむけて、フッ素を塗布して予防するフッ化物歯面塗布法を多くの歯科医院で実施しています。

 

大人になると、不規則な生活や、歯科治療などにより2次むし歯(治療済の歯が再度むし歯になる)になりやすく、むし歯リスクが上昇することがあります。また年齢が進むにつれ、歯周病によって歯茎が下がってしまい、セメント質とよばれる表面が弱い部分が露出し、むし歯になりやすくなります。

歯科研究では、フッ素配合ハミガキ剤を使うと歯の根元のむし歯を67%も抑制可能という結果も存在します。

フッ素ケアは大人にも非常に大切なケア方法なのです。

 

フッ素にはむし歯を予防する効果があるため、市販のチューブタイプのハミガキ剤の約90%にはモノフルオロリン酸ナトリウムやフッ化ナトリウムなどのフッ化物が配合されている程、フッ素配合のハミガキ剤は一般的なものとなりました。

 

フッ素は歯磨きをしたあとも歯や粘膜などに残り、少しずつ唾液と混ざり合って口の中で効果を発揮します。だからこそ、フッ素は長く留めることが大切です。

 

何か気になる事があればお気軽にご相談下さいね。

 

オリオン歯科汐留 スタッフ一同お待ちしております。

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