コラム

2015.11.13

保険と保険外の診療の違い

こんにちは♪

オリオン歯科汐留 受付の南雲です。

今日は気温も低く、より一層冬の訪れを感じる陽気となりました。

 

さて、先日電車の中でこんな話しを耳にしました。。。

 

「虫歯になって削ったら、銀歯が嫌なら詰め物に5万かかると言われた。保険で白いのを入れてほしいと言ったのに出来ないと言われて、とんでもない歯医者だ」という内容でした。

 

皆さんはこのお話を聞いてどのように感じますか??

ひどい歯医者だなとおもいましたか?

 

歯科医療の保険制度というのは、欧米諸国に比べてまだまだ水準は低く患者様により良い医療を提供するには高額の医療費がかかってしまいます。

 

さきほど、上記でお話しした方を例にすると、日本の医療制度では前歯(真ん中の大きい歯を1番目と数えて、左右に3番目の歯まで、上下で6本ずつの歯に対しては保険の診療で白い歯が入れられます。(とは言っても質は決して良いものではありません。)

しかし4番目以降の歯、つまり上下で8本の奥歯は保険の診療では銀歯になってしまいます。ですから奥歯の治療で、患者様が銀歯を望んでいらっしゃらなければ必然的に保険外の診療となってしまうのです。

 

それならば、どうして保険外の治療費はこんなにも高額なのでしょうか?

もちろん保険の診療は社会保険、または国民健康保険がおよそ7割を負担してくれているという部分で患者様の負担は大幅に削減されている為、保険外の治療と比べて割安感は当然あると思います。例えば保険の銀のクラウン(歯全体を覆う被せ物)であれば自己負担3割で約5000円。つまり本来であれば10割で16000円程でしょうか?

 

保険外の診療で代表的な材質と言えばセラミックと言われるものです。

当院で設定している最低価格でもクラウンは10万円〜になります。保険と比べて高すぎると思われる患者様のお気持ちもよくわかります。

しかし歯科医院は決して高くお金を見積もっているわけではありません。

それ相応の銀歯との違いがあるからです。

もちろん、患者様が一目見て違いが分かる見た目、審美的な問題もありますし、根本的に材質としてのレベルが天と地程違うと言ってもいいかもしれません。

 

治療の事、金額の事など当院ではきちんとご説明、納得して頂いてから治療を進めさせて頂いております。何か不安や分からない事がある場合は、ぜひお気軽にご相談下さい。

納得して頂けるまできちんとご対応させて頂きます。

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