コラム

2015.05.25

慢性剥離性歯肉炎

こんにちは、衛生士の横山です。

今日は更年期の女性の口腔内に見られる症状についてお話していきたいと思います。

 

更年期の女性において、歯肉が赤くなりヒリヒリ痛むような症状が出たときに疑われるのは、慢性剥離性歯肉炎です。

この歯肉炎は、一般的な歯肉炎や歯周炎とは全く異なります。

一般的な歯肉炎や歯周炎では、歯肉は赤くな腫れ上がり自然に出血や膿が出ますが、急激に腫れ上がったり歯がグラグラしてこなければ、痛みを生じることはまれです。

一方、慢性剥離制歯肉炎では、歯肉は赤くなり光沢があり、刺激物によって痛みが増してくる症状がでます。痛みを伴わない場合もありますが、軽い灼熱間から激痛まで幅広い痛みを生じることがあります。慢性剥離制歯肉炎は、歯肉の薄皮が剥がれ落ち、なかの結合組織が露出してしまう状態を指します。そのため、歯肉は赤く光沢があるように見えヒリヒリとした激痛が強くなります。

 

このように、歯肉の腫れというのは色々な症状や病状があります、悪化する前に歯科医院に相談してみて下さい。

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