咬耗は特に噛み合わせが強い部分に見られることが多いので、咬耗の状態を観察することにより、噛み合わせの状態を推測することが出来ます。

例えば咬合面に咬耗が見られ、さらにエナメル質とセメント質の境目にくさび状欠損も見られるような場合には、その歯に異常な咬合力がかかっていることが推測されます。

また、噛み合わせではなくブラッシングなどが原因で歯が削れた場合には、咬耗ではなく磨耗と言います。

 

いずれにせよ、歯にとってはそのままにしておく事はよくありません。

 

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