コラム

2015.06.30

歯周ポケットについて

こんにちは、衛生士の横山です。
今日は歯周ポケットで起こりうることについてお話していきたいと思います。

2-1.歯周ポケットの中に細菌が溜まる

歯周ポケットは袋状の形をしています。歯ブラシやデンタルフロスでは袋の中まで汚れを掻き出すことができずに、細菌のすみかになってしまいます。そうするとますます歯周ポケットは深くなり、細菌のたまり場になってしまいます。

2-2.歯ぐきが腫れる

歯周ポケット内では細菌と体の免疫力(白血球やマクロファージなど)が戦っています。疲れたり、風邪をひいたり、体の免疫力が落ちてくると歯ぐきが腫れて、痛みを伴います。

2-3.歯周ポケットの周りの骨が溶ける

歯周ポケットには常に細菌がいます。この細菌から骨が感染しないように逃げようとして、自ら溶けていきます。その結果、歯茎が下がったり、歯が揺れたりして、最後には歯の周りの骨が全部溶けてしまい、歯が抜けてしまいます。

2-4.口臭が強くなる

歯周ポケットの中には汚れや細菌、膿などが溜まり続けているため、腐敗臭のような口臭が強くなってきます。

2-5.知覚過敏になる

歯と歯茎の間に隙間ができることによって、歯の根元の象牙質に冷たいものや熱いものが入り込み知覚過敏を引き起こします。

このようなことを予防するためにも、セルフケアとプロフェッショナルケアをしっかりと行いましょう。

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