コラム

2015.08.05

歯磨き粉のフッ素

こんにちは、オリオン汐留 歯科医師の餅田です。

フッ素の歯磨き粉っで効果はあるの?
フッ素の虫歯予防効果にか大変大きなものがあります。
日本では一部を除く水道はフッ素を含まないのですが、世界各国では水道水にフッ素が含まれており、虫歯の抑制に大変効果を現していると言われております。
日本では市販の歯磨き粉の多くにフッ素がごく微量に含まれています。

フッ素は毒性が無いの?と良く聞かれますが、もちろん薬品である以上全く毒性の無いものではありません。
大量な過剰摂取があれば歯に白い斑点が出現し、その出現部位はむしろ歯を弱くしてしまいますし、全身的なことを言えば骨を硬く作り過ぎ骨折の原因になったり腎臓に影響が出てしまう、更には中毒性があるなど悪影響も多く聞かれます。ただし、このような状況が聞かれるのは過剰摂取をした場合なので日本の歯みがきに含まれている量ではこのようなことは起こりません。

正しい量で正しく使えば歯を守ってくれるとても素晴らしいものです。
特に赤ちゃんの初めて生えてくる歯や子供の歯から大人の歯になり、生え立てでまだ歯の成分が弱い頃に発揮する予防効果はとても大きいものがあります。
生え変わりの奥歯では歯ぐきがかぶっていることが多く、汚れが付きやすく虫歯になりやすい歯No.1と言われています。しかし、この奥歯は私達の使って生きる歯の中で一番長い時間口の中にあり活躍する歯です。大切に使いたいですね。
お子様の歯が生え変わる6歳頃にフッ素を使用するのが効果的だと言えるでしょう。 

心当たりのある方は是非オリオン歯科 汐留までいらしてください。
スタッフ一同お待ちしております。 

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