コラム

2014.01.14

親知らずがよく腫れる

こんにちは☆

オリオン歯科汐留助手の秋月です。

 

皆さん、親知らずが腫れた事はありますか?

現生人類では、親知らずのサイズと数は、小さく、少なくというように、退化しつつある傾向があるようですが、詳しくはわかっていません。

同時に、歯が生える場所である顎のサイズは小さくなってきていると言われています。

 

この原因については、初期の人類が、木の実や生の肉、魚など粗雑な硬い食物を摂っていたので、頑強な顎が必要であったことに対して、人類の進化にともない、火を用いた調理法で柔らかくした食物を摂取するようになった為に顎が縮小してきたと考えられています。

 

顎の縮小に見合って、歯のサイズや数も縮小してくれれば良いのですが、そうは都合良くいかず、生える順番が最後である親知らずのための十分なスペースは、小さくなった顎には確保できないことが多くなっています。

 

その結果、口腔の一番奥の狭いところで不規則な位置に歯を押しながら傾いて生えてこようとします。

従って、歯肉と歯の形のバランスは崩れてしまい、ブラッシングをしても十分な効果は得られず、食物残渣が溜まったままとなり、むし歯あるいは歯肉の炎症を引き起こしやすいのです。

痛みや頬の腫れの多くは、これらのうちの一方あるいは双方が原因となります。

 

皆さん、ご自分の親知らずがどういう状態かご存知でしょうか?

一度ご自分の歯のチェックをされてみてはいかがですか?

オリオン歯科一同、お待ちしております。

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