コラム

2014.02.20

赤ちゃんの小さな歯を守る!

こんにちは。歯科医師の南です。

 

現在のように、さまざまな情報が氾濫していると、赤ちゃんのむし歯予防をいつ頃からすればよいのか、どのようにすればよいのか、と迷う親御さんは多いのではないかと思います。

お子さんのむし歯予防に熱心なご家庭が増えていて、そのおかげで子どものむし歯は以前に比べて格段に減っています。

ただ一方で、むし歯菌を赤ちゃんにうつさないためにスキンシップを控えたり、甘いものを徹底して我慢させたり、就寝前の仕上げ磨きの出来不出来に一喜一憂したりと、むし歯予防のために、子育てのストレスが増えているのではないかと心配になってしまうことがあります。

 

そこで提案したいのは、お子さんのむし歯予防をママパパだけが担うのではなく、その肩の荷を歯科医院で降ろして、プロが持っているむし歯のノウハウを使い、一緒にやっていくことです。

 

一番効果があるのは、赤ちゃんに歯が生えてくる前にママパパが率先してむし歯を治療し、定期的にお口をクリーニングして、赤ちゃんへのむし歯菌の感染を減らすということです。

赤ちゃんにむし歯菌が少なければ、お子さんの成長後も、むし歯と格闘するストレスはぐっと減るはずです。

 

そして、お子さんの歯が生えたら一緒に歯科医院に連れていき、最初はちょっとお口の中をのぞいてもらうところからはじめたらよいのです。

日頃から通うことで、歯科医院を「こわいところだ」「いやなところだ」と思わない子どもに育ちます。

歯科医院との間に信頼関係が生まれるからです。

 

小さい子どもの診療、ことにむし歯治療は、以前は3歳を過ぎないとなかなか大変だといわれてきました。

幼すぎて聞き分けがなく、こわがって泣いたり暴れたりしてしまうから、というのです。

 

しかし私は、子どもの診療の鍵を握るのは年齢ではなく、歯科医師との信頼関係だと思っています。

歯科医院はポイントを押さえた効果的な予防法をご提案できます。

歯科医院のむし歯予防のノウハウを使って、子育てのストレスを少しへらしてみませんか?

オリオン歯科一同、お待ちしております。

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