コラム

2015.04.14

20代〜30代の磨き残し

こんにちは♪

オリオン歯科汐留 受付の南雲です。

みなさん、ご自分の歯磨きに自信はありますか?

 

「歯の隅々まで、毎日ちゃんと磨いてます!」と歯磨きに自信がある人でも、歯と歯ぐきの間のような、磨きにくいところには歯垢が残りがち。特に20~30代の「磨き残し」が顕著なことが調査で判明しました。

 

オーラルケアに関する意識と実態の相違を検証するため、歯磨きに対する自覚を「自信がある」と答えた人を対象に、磨き残しが多いと言われる歯と歯ぐきの間の歯垢の付着状態、むし歯の状態など口腔内の実態を調査しました。

歯垢付着スコアは「0%=対象部位に歯垢が付着していない」~「100%=全ての対象部位に歯垢が残っている」状態を示します。 歯科界では20%以下が目標とされていますが、今回の調査では該当者はいませんでした。また、自覚は良好の人でも、スコア21%~60%未満の人はわずか2割程度で、スコア80%以上の人が約3割〔資料1〕。自覚不良グループと比べても大きな差はありませんでした。きちんと磨いていても、歯と歯ぐきの間などの磨きにくいところは、歯垢が残りやすいところ。自分で思っているほど、セルフケアだけでは磨ききれていないことが判明しました。

 

普段からむし歯ケアの意識が高いと自信のある人でも、思っているほど歯磨きが十分でなく、むし歯のリスクを抱えていることが示唆されます。特に20~30代は、他の年代と比較しても、初期むし歯の保有率も高いことがわかりました。初期むし歯は再石灰化によりもとの健康な状態に修復できるので、積極的なフッ素の利用が望まれます。

 

なにか気になる事があれば、お気軽にご相談下さい。

オリオン歯科汐留 スタッフ一同お待ちしております。

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